送迎加算は、居宅や学校と事業所の間の送迎を行った場合に片道ごとに算定する加算です。日常的に発生する分、算定できないパターンを算定してしまう「うっかり過大請求」が起きやすい加算でもあります。
01基本 — 片道1回・往復で2回
職員(事業所)が児童の居宅・学校等と事業所の間を送迎した場合に、片道につき1回算定します。往復なら2回です。障害の状態により手厚い支援が必要な児童への区分や、同一敷地内の送迎の減算など細かな定めがあるため、単位数は最新の告示・サービスコード表で確認してください。
02算定できる/できないパターン
| パターン | 算定 | 補足 |
|---|---|---|
| 職員が学校へ迎えに行き事業所へ | 算定可 | 学校⇔事業所の送迎は対象 |
| 職員が事業所から自宅へ送る | 算定可 | 居宅⇔事業所の送迎は対象 |
| 保護者が送迎した | 算定不可 | 事業所による送迎ではないため |
| 欠席した日の送迎チェック | 算定不可 | 利用実績がない日は対象外 |
| 同一敷地内の建物間の送迎 | 減算あり | 所定単位から減算された単位で算定 |
| きょうだい2人を同乗させて送迎 | 各自算定可 | それぞれが利用児童であれば各々片道1回 |
注意
最も多い誤りは保護者送迎の日に送迎加算が付いたままになっているケースです。「いつもは事業所送迎、今日だけ保護者が迎えに来た」という日の消し忘れに注意してください。
03記録の持ち方
- 送迎表(乗車児童・区間・担当職員・車両)を日々整備する
- 実績記録票の送迎欄(往/復)と送迎表・請求データが一致している
- 予定変更(保護者送迎への切替・欠席)を当日中に反映する
ポイント
フクセルでは利用予定・施設入力の送迎情報から送迎表と請求データが同じ元データで生成され、保護者送迎の日は加算から自動で除外されます。票間の食い違いによる返戻を仕組みで防げます。
まとめ
送迎加算は「片道ごと・事業所による送迎のみ」が大原則です。保護者送迎・欠席日の消し込みを当日中に行い、送迎表と実績記録票・請求データを同じ情報源でそろえることが正確な算定の近道です。